契約書業務マニュアル

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契約書の雛形を無料で提供 契約書のサンプル (セミナー講師の委託)

セミナー講師基本契約書サンプル

〇〇〇〇株式会社(以下「甲」という)と〇〇〇〇(以下「乙」という)とは、乙への講師の依頼に関して、その基本的事項に関して次の通り契約(以下「本契約」という)する。
 
(目的)
第1条  甲は、乙に対し、甲の経営及び主宰する〇〇〇〇の会における、セミナー講師業務及びこれに付随する指導業務を委託し、乙はこれを受託する。

(方針)
第2条  乙は、甲の決定したテーマ、講義内容、コンセプト、指導方針を尊重するものとし、可能な限りこれら甲の方針に基づき講義、指導をする。

(講義内容)
第3条  乙の担当する具体的講義科目、講義内容詳細、セミナー日程及び講義時間等の必要事項は、講義の三か月前までを目安に、甲乙間で決定する。
2  乙は、前項の内容に沿ったカリキュラム、テキスト、資料を作成し、講義の少なくとも○日前までに、データまたは書面の状態で甲に提出しなければならない。

(継続指導)
第4条  乙は、〇〇〇〇の会において行われる研修、方針説明会等に、甲より参加を要請されることがあることを了解し、可能な限りこれに応じて参加するよう努める。

(報酬及び経費)
第5条  甲は乙に対し、セミナー講師その他の業務に対する対価として、別途甲乙間で合意した報酬を、毎月末日締切計算のうえ、翌月○日に支払う。
  2  乙が講義のための準備に要する資料作成等の作業の報酬は、前項で定める講義に対する報酬に含まれる。ただし、特別の取材を要した場合や経費清算等、別に定める基準により事前の甲の同意を得た経費については、支給される。この場合において、甲は乙に対し、乙が、委託業務を遂行するために費やしたと認められる費用を、毎月末日締切計算のうえ、翌月○日に支払う。

(契約解除)
第6条  甲は、乙が次の各号の一つに該当するときは、直ちに本契約を解約することができる。

① 乙が、1週間以上の余裕をもって事前に甲に対して連絡することなく、セミナーを実施しなかったときまたは予定した時間を30分以上短縮して実施したとき
② 乙が、〇〇〇〇の会の名誉を傷つけ、または同会になんらかの損害を与えたとき
③ 乙が、本契約の各条項に違反したとき

(期間)
第7条  本契約期間は、平成〇〇年〇〇月〇〇日までとする。
 

上記契約の成立を証するため、本契約書2通を作成し、甲乙各1通を保有するものとする。
   平成〇〇年〇〇月〇〇日
                       甲 住所
                         〇〇〇〇株式会社   印

                       乙 住所
                         〇 〇 〇 〇    印