契約書業務マニュアル

平成15年から契約書だけをつくり続けてきた契約書専門の行政書士

契約のトラブルを防止するには?

かんじんの、
トラブルを予防するにはどうするか?
であるが、

適切な契約書をつくることで、
あらかじめ当事者同士が、
契約内容を十分に伝え合って、
契約を守るしかない。

これを予防法務といったりする。

契約は法律的な社会制度であることを考えると、
法務担当者だけではなく、
営業担当者、
開発担当者の方などにも、
リーガルマインドと呼ばれる法的な考え方や
心構えを持っていただくことが望ましい。

ポイントは
とにかく適切な契約書をつくること。

時間がないならポイントだけ、
一枚でもいい。
たとえ手書きでもいいからとにかくつくる。

また、
安易に相手から示された契約書にサインしないこと。
必ずチェックする。

それから
日頃から法律情報にふれる、
周知するなど、わかりやすく社内に発表しておくことも大事。

それには法律に詳しくなれるような
情報を集める工夫も必要だ。

あらかじめすべてを知り尽くすことはできないのだから、
日頃、情報収集するしくみを築いておく方がいい。

日本の法令だけでも、
政令、勅令を合わせると7000以上はあると
いわれている。

さらに社会規範という意味では
法令だけがルールではなく、
国際条約の動向、
業界の慣習も忘れてはいけない。

法律に詳しくなるには、
六法全書をデスクに置いておくのもいいが、
やはりグーグルアラートなどをつかって、
自分にメールなどでりマインドする方法がおすすめだ。

後は以下のサイト等を知っておき、
直接、条文にあたるくせをつけるようにしたい。

法令データ提供システム 
法なび法令検索