契約書業務マニュアル

平成15年から契約書だけをつくり続けてきた契約書専門の行政書士

今度の契約書の実務セミナーでお伝えする内容

契約書専門の行政書士の竹永です。

 

起業家、経営者、フリーランスの方が、 契約書で困らないようにアドバイスをしています。

 

今度の行政書士向けセミナーでお伝えする項目

 

5/15のセミナーに、以前から個人的にも注目していた契約書レビューサービス、AIーCONを提供している弁護士法人GVA法律事務所の山本代表にお越しいただけることになりました!

 

サービスの説明もして頂けるとのことです。

 

2019年5月15日(水)夕方に、行政書士向けに契約書業務の講座をさせていただくことになりましたので、具体的にどのような内容かを書きます。

 

主催者は「一般社団法人行政書士の学校」様です。こちらの実務セミナーという形でお話させていただきます。ちなみに行政書士の学校様は、行政書士向けコンテンツを100講座以上うみだしておられる、すごい団体です。

 

行政書士として契約書業務に取り組んできた経験を、少しでもシェアさせていただくことによって、この業務の面白さをお伝えできればと思います。

 

■概要(どんとこい契約書業務/行政書士向け契約書業務の実務セミナーです)

この講座は行政書士の学校様が主催する、

行政書士向けの契約書業務の実務セミナーです。

毎年、開業準備中の方も多くご出席されていらっしゃいます。

 

 

■私はこんなことを話します

 

契約書業務に積極的に対応できるように、契約書の実務を学びます。

 

書店に行けば契約書に関する書籍はたくさんありますが、こうした参考書や書式集に載っている内容をただ「書き写しただけ」では、1通で何万円といった報酬をもらうことはできません。

 

条項の裏側にある感情と戦略を知り、お客様が納得する内容の契約書がつくれてこそ、行政書士が関与する価値があります。そのような契約書にするために必要な実務知識をお伝えします。

 


■具体的な項目(変更することがあります)

 

第一章
1 基本的な業務のあらまし
(1)契約書は企業法務の最前線
(2)各種許認可業務と契約書
(3)自分の身を守る知識として
(4)中小企業には契約書ができる人は少ない
(5)どんな契約書が必要とされているのか?

2 契約書業務の流れとポイント
(1)契約実務とはなにか
(2)作成受任後の流れ
(3)お客さまへの流れの説明

3 報酬はいくらにすべきか
(1)相場の把握
(2)他事務所との比較
(3)他事務所がもっと安くしていた場合どう考えるか?

4 契約の常識とリスク
(1)メリットとデメリット
(2)契約書の分類
(3)契約書のフォーマット
(4)作文上の注意
(5)印鑑の押印位置と注意点

5 印紙の判断方法
(1)なぜ契約書に印紙を貼るのか
(2)印紙税の判断の基準となる資料
(3)文書の所属の決定方法
(4)印紙が不要な契約書
6 使える書式の集め方
7 近時の動向をおさえる(電子契約、リーガルテックなど)

8 改正民法への対応
(1)民法改正とその影響(契約書を変更する必要はあるかなど)
(2)瑕疵担保責任から契約不適合責任へ
(3)保証のルールの重要な変更点

 

第二章

1 業務委託契約書(典型事例)の解説
(1)業務委託とはなにか
(2)請負と委任の違い
(3)業務委託契約書の検討ポイント
2 下請法の判断基準
(1)下請法とは?
(2)下請法の適用場面
(3)親事業者の義務
3 面談のコツと傾聴の重要性
(1)面談のすすめかたと留意点
(2)わからないことを聞かれたら
(3)ヒアリングシート

4 ご依頼の多いその他の典型事例(具体的事例による理解)
(1)NDA
(2)代理店契約書
(3)フランチャイズ契約書
(4)ライセンス契約書

5 資料
行政書士の受任契約書

 

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前半で基礎的なことや常識をおさえ、後半で実践的なことをお伝えしたいと考えております。上記の項目、各論も非常に大事ですが、根本的にはやりがいのある楽しい業務であるということを申し上げたいです。

 

ちなみに現在もレジュメをブラッシュアップしているため、こまかいところで変更をするかもしれません。

 

さらにご検討なさる場合、詳細は主催者のホームページでご確認ください。

 

 

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行政書士 竹永 大 

ホームページで各種契約書の書式(ひな形)を無料公開しています。