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わかる! 使える! 契約書の基本

契約書は経営、起業・独立、副業に必須のスキルです! 自分で契約書がつくれると楽しいですよ

契約解除の有効性?! まるでドラマな面白い判例 1

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契約の解除をめぐる、
まるでドラマみたいにおもしろい判例

契約の虚偽表示やら、
解除したのしてないのやら、
特許ライセンスやら、
株式譲渡契約やら、
合意の覚書やら、
とにかくいろんなどろどろがうずまいている。

契約実務の研究としても非常に興味深い事例。。

長いんだけれど、
せっかくなので何回かにわけて、
掲載してみたい。

まずは登場人物から。。
(被告がいっぱいいるので)


-------------


平成24年3月30日判決言渡 同日原本領収 裁判所書記官平成21年(ワ)第47445号 専用実施権設定登録抹消登録等請求事件口頭弁論終結日 平成23年12月22日

判 決 東京都台東区<以下略>

原 告 株 式 会 社 コ ネ ッ ト

被 告 エム.エフ.アイ.ネット(エス)ピーティーイー.リミテッド(M.F.I.NET(S)PTE.LTD.)長崎市<以下略>
被 告 株 式 会 社 イ レ ブ ン長崎市<以下略>
被 告 株 式 会 社 ア ッ プ長崎市<以下略>
被 告 株 式 会 社 E M S長崎市<以下略>
被 告 株式会社Infini Style宮崎県都城市<以下略>
被 告 株 式 会 社 l e a




主 文1
 被告 エム.エフ.アイ.ネット(エス)ピーティーイー.リミテッド(M.F.I.NET(S)PTE.LTD.)は,原告に対し,別紙特許権目録記載2の特許権について,平成20年8月1日特許庁受付第005287号をもってした特定承継による専用実施権の移転登録(乙区順位第4番)の抹消登録手続をせよ。
2 被告株式会社イレブンは,原告に対し,前項の抹消登録手続の承諾をせよ。
3 被告株式会社アップは,原告に対し,第1項の抹消登録手続の承諾をせよ。
4 被告株式会社EMSは,原告に対し,第1項の抹消登録手続の承諾をせよ。
5 被告株式会社Infini Styleは,原告に対し,第1項の抹消登録手続の承諾をせよ。
6 被告株式会社leaは,原告に対し,第1項の抹消登録手続の承諾をせよ。
7 被告株式会社アップは,原告に対し,別紙特許権目録記載2の特許権について,平成19年10月12日特許庁受付第009259号をもってした専用実施権の設定登録(乙区順位第3番)の抹消登録手続をせよ。
8 訴訟費用は被告らの負担とする。




事 実 及 び 理 由

第1 請求主文同旨

第2 事案の概要本件は,
別紙特許権目録記載2の特許権特許権者である原告が,
原告から専用実施権の許諾を受けて専用実施権の設定登録をしている被告株式会社アップ(以下「被告アップ社」という。),
原告から専用実施権の許諾を受けて被告アップ社から上記専用実施権の移転登録を受けている被告エム.エフ.アイ.ネット(エス)ピーティーイー.リミテッド(以下「被告MFI社」という。),
及び被告MFI社から通常実施権の許諾を受けて通常実施権の設定登録をしている被告MFI社以外の被告らに対し,

①原告と被告MFI社との間の専用実施権許諾契約は,
解約により終了したこと,

②被告MFI社とその他の被告らとの間の通常実施権許諾契約は,
架空(虚偽表示ないし不存在)であること


③原告と被告アップ社との間の専用実施権許諾契約は,
原告と被告MFI社との間の専用実施権許諾契約が締結されたことによって合意解除されたこと,

を理由に,
上記専用実施権の設定登録及び移転登録の抹消登録手続並びに
同移転登録の抹消登録手続に対する承諾を求める事案
である。




つづく
(明日は「争いの無い事実」。)