契約書業務マニュアル

平成15年から契約書だけをつくり続けてきた契約書専門の行政書士

契約書サンプル (企画業務の委託)

企画開発業務委託契約書サンプル

〇〇〇〇株式会社(以下「甲」という)と〇〇〇〇株式会社(以下「乙」という)とは、商品開発等の委託に関して、次の通り契約(以下「本契約」という)する。

(契約の成立)
第1条  甲は、乙に対し、甲の商品である〇〇〇〇の改良に資する実験、研究、企画開発等の業務(以下「本件委託業務」という)を委託し、乙はこれを受託した。

(業務の内容)
第2条  乙が行う実験計画等を含む、本件委託業務の具体的内容は、別途、甲乙協議のうえ、定めるものとする。

(報酬)
第3条  甲は、乙に対し、本件委託業務の対価として、金〇〇〇〇円を支払うこととし、うち金〇〇〇〇円を本契約と同時に支払い、残額を平成〇〇年〇〇月〇〇日に支払う。

(費用)
第4条  本件委託業務に係る実験、研究、企画開発に必要な原材料費、費用、諸経費等は、すべて乙の負担とする。ただし乙より甲に対し、事前に申請し、甲が認めた経費があるときは、当該経費については甲の負担とする。

(情報の提供)
第5条  甲は、本件委託業務に係る実験、研究、企画開発をするために必要な〇〇〇〇の仕様、図面、過去の実験データ、研究履歴データ、企画開発資料及びこれらに付帯関連する情報を乙に提供する。

(報告書の提出)
第6条  乙は、本家に託業務に係る実験、研究、企画開発の結果、その他事前にとりきめた所定の項目につき、平成〇〇年〇〇月〇〇日までに、甲に対し文書をもって詳細に報告する。

(秘密保持)
第7条  乙は、本契約第5条の情報、本件委託業務の存在及び内容に関する情報、実験結果等の本件委託業務の結果及び内容に関する情報を第三者に漏洩または毀損してはならない。

(同種調査の禁止)
第8条  乙は、本契約終了後3年間に限り、本件委託業務の対象及び目的に類似する調査、本契約に基づき開発された商品と類似商品の製造販売をしてはならない。

(期間)
第9条  本契約の有効期間は、平成〇〇年〇〇月〇〇日までとする。ただし、甲が事故の都合により本契約を解約したときは、すでになされた本件委託業務の一部の内容に応じて、甲は乙に対し報酬の清算を行わなければならない。

 上記契約の成立を証するため、本契約書2通を作成し、甲乙各1通を保有するものとする。
   平成〇〇年〇〇月〇〇日
                       甲 住所
                         〇〇〇〇株式会社   印

                       乙 住所
                         〇〇〇〇株式会社   印