わかる! 使える! 契約書の基本

契約書は経営、起業・独立、副業に必須のスキルです! 自分で契約書がつくれると楽しいですよ

契約書のつくりかたとルール

覚書のつくりかた3

覚書(おぼえがき)の作成スキルは、 人生を守ってくれる。 すぐに効果は実感できないけれど、 あのとき作成しておいて本当によかった、 という経験を何度もしたし、 そういう場面にも仕事柄多く遭遇している。 「言った、言わない」のトラブルというのは、 …

覚書のつくりかた2

「言った、言わない」 のトラブルというのは、 特に金銭がからむと、 精神的にも実質的にも、 ダメージが大きい。 ようするに、 詐欺にあったような気持ちになる。 いや、 詐欺は意外と身近な問題なのだ。 テレビやニュースをにぎわす大がかりで、 確信犯的…

覚書のつくりかた

誰しも一度は ご経験があると思うが、 「言った、言わない、聞いてない」、 というのは、 本当に困りものだ。 悔しい思いをする。 特に お金に関することを 口約束にしてしまうと、 高い確率で揉めることになるから、 注意したい。 世の中には、 くちばっか…

外国で作成する契約書でも、印紙を貼るのですか?

印紙税がわからないという声は多いが、 たしかにこれは複雑だ。 契約書に貼る 印紙税は形式ではなく、 あくまでもその課税文書(この場合の契約書)の 内容によって課税がかわるから、 さらにややこしいのだ。 ところで 海外との取引に関して 契約書を作成し…

不可抗力とはなんですか? 後編

前回の続き。 「不可抗力」 という言葉について もう少し詳しく確認しておこう。 広辞苑によれば 不可抗力は、 ① 天災地変のように人力ではどうすることもできないこと。 ② [法]外部から生じた障害で通常必要と認められる注意や予防方法を尽くしてもなお防止…

不可抗力とはなんですか?

自分たちではどうしょうもない原因で損害が生じたとき、 「不可抗力だからしょうがない」、 みたいな言い方をすることがある。 契約書においても、 「不可抗力」は よく出てくる概念である。 そもそも不可抗力とは なんだろう。 何かしら損害が生じたとき、 …

簡単な契約書の作り方

契約書をつくるときは、 ひな形(サンプル)を探す事になると思う。 最近はネットで検索すれば すぐにみつかるし、 あらかじめデータになっているので、 便利である。 ひな形をいくつかみつけたら、 ワードなどの文書作成ソフトにはりつけて、 実際に自社の…

契約書には印紙を貼るのですか? 

契約書には印紙を貼ることもある。 とういわけで、 昨日に引き続き 印紙の貼り方である。 契約金額を変更する契約書には、 印紙を貼るのかどうかという話であったが、 考え方は以下の通りである。 国税庁のHPによると、 [平成25年4月1日現在法令等] 契約金…

契約書の収入印紙

契約書には印紙を貼ることがある ということを、 知らない方もいる。 そう、 契約書には、 収入印紙というものを貼り付けることで、 印紙税という税金を納めることがある。 「ことがある」、 というのは、 課税文書ではない場合もあって、 (非課税文書) そ…

最適な契約書を素早くつくる方法

契約書を手っ取り早くつくる話である。 じつは 昨日いただいたお問合せのなかに、 「契約書の書式がなかなかみつからないのだが、 どうすればよいか悩んでいる」 というような趣旨のものがあった。 僕のホームページでは、 なるべく多くの契約書サンプル書式…

準委任契約のポイント

もしあなたが なにかのコンサルタントだったら、 仕事を続けるうえで契約書は重要である。 コンサルタントにもさまざまなものがあるけれど、 クライアントの信頼を得ることが大切であるという点は、 どんなタイプのコンサルティング業務でも 共通していると…

紛争処理解決のための条項例

辛坊治郎氏 コメンテーター休業示唆 という記事がでていた。 小型ヨットで太平洋を横断する挑戦をしていたが、 ヨットが浸水してしまったため、 断念され、救助されて助かったのだ。 僕などは、 「無事に助かってなによりではないか」、 と感じるのだが、 や…

損害賠償リスクの調整について

なにかミスが起きたとき、 それが 誰のせいかを考えることは、 たしかに原因の要素を発見することに役立つことがあろう。 しかし、 それが単なる犯人探しだとしたら 無意味だし、 士気が下がるだけなので やめたほうがよい。 大事なのは、 いかに適切にシス…

契約解除条項のパターン解説

数日前は 雨が少なくて水不足が心配されていた関東も、 今日は非常に激しい雨になるという。 確かに今も 凄い風が吹いていて 天気は見るからに荒れ模様。 天気を予測するのは 本当にむずかしいのだ。 予測が難しいといえば人間関係である。 元サッカー日本代…

ソフトウェアの瑕疵のリスク

さて昨日のつづきで、 ブラジルがなんであんなに強いんだかという話から、 契約の言語化について。 ようするに、 「技術」には見えない部分があり、 それが強さの秘密だったり、 逆に負ける原因だったりするのではないかという意味のことを書いた。 ソフトウ…

著作権の問題を、あらかじめクリアしてしまう方法

著作権 ということばは一般的にもよく知られているが、 具体的には結構むずかしい法律である。 TPPとのからみでも、 さかんに議論されているし、 著作権侵害のはなしは、 あちこちで見かけない日はない。 それくらい身近で、 しかし複雑でよくわからない…

あなたの利益を守る 権利帰属の規定のしかた

テレビなんかでも、ちょっと有名なデザインが映像資料でつかわれたりすると、これって、権利関係どうなってるのかなーなどと気になったりしないだろうか。業務委託契約なんかでは、知的財産権について規定しなければならないときがあり、これが一般の人には…

変更に応じるか否か。協議不調に備える契約テクニック

勝負の世界ってのはやはり厳しいもので、昨夜のサッカーの試合にはひやひやさせられた。でもワールドカップ出場が決まって嬉しかった。なんというか本田選手のメンタルの強さには、やはり天才性を感じる。ああいう場面でPKを蹴る心境っていうのは、もはや…

揉めている相手と「協議」なんてできるのか? 誠実協議条項について

契約書によく書いてあるものに、協議条項というものがある。なにかあったら「別途協議して定める」とか「誠実に協議する」といったものである。契約書に定めていないことについては、話し合って決めましょうねという意味だ。「互いの解釈が相違した場合」な…

「偽装請負」といわれないためにできること

めだかが好きで、飼っているのだが、彼らは、水槽の内部の色によって、体の色をわずかだけれど変化させている。内側が黒っぽい容器で飼うと、色がきれいに出るようだ。思えば人間も、環境によって微妙に、感情や行動を変える生き物だ。進化の歴史上、その方…

失敗しない契約書の構造 再委託をしてよいかどうかの考え方

さらに契約戦略への理解とリテラシーを高めていくために、一般条項についても解説したい。前半部分が読め、大まかに取引の概要をつかんだところで、中盤へと契約書を読み進めていくことになる。ここからはいよいよ、取引の具体的な内容である、契約条件の条…

失敗しない契約の構造

å¥‘ç´„æ›¸ã¯ä¸€é€šã®æ–‡ç« ã ãŒã€æ¡é と言う各セクションにわかれている。契約取引は、それぞれはもちろん、毎回違うオリジナルなものだが、それでも毎回ぜろからつくりあげられて…

もしあなたが井戸を掘るなら 業務委託のトラブル防止策

業務委託(ぎょうむいたく)というのはたいへんにすぐれた契約類型である。委託のしくみをつくれればこそ、ビジネスはめざましく展開していく。この考え方がなかったら、ビジネスはなりたたない。個人的には、ビジネス界の大発明だと思っている。なので、ビ…

賞味期限と、契約期間の憂鬱

僕はけっこう賞味期限が気になるほうで、買った食材のラベルはよく確認している。当然、期限切れになりそうな食材は、はやめに食べてしまうほうである。だが気をつけているにもかかわらず、たまに期限が2日くらい過ぎてしまうときがある。そんなときは冷蔵庫…

リストアップは最強の契約テクニック

結局のところ、いい契約書をはやくつくれるようにしたり、誰でもチェックできるようにするのには、ポイントをリストアップしておくのが最良、最強だ。どんな業務でも、ある程度は定型化できる。しくみ化できる。レストランの料理だって、昔はコックさんが独…

契約書には印紙をはるのか? 2 結構怖い過怠税

印紙税の件の補足を。記載金額によって、おさめるべき印紙の額が変わる場合に、消費税は金額に含めて計算するのだろうか?結論からいえば金額の記載方法次第で、含めないことがある。明確に消費税分が分けて書いてある場合である。ようは、金額と消費税額と…

契約書には印紙をはるのか?

ものすごく多い質問のひとつに、「え? 契約書って印紙をはるんですか? 」というのがある。結論から言うと、貼ることもあるし、貼らないこともある。これは気分で決めているわけではなく、印紙税法にこまかく定められているルールがあり、それにあてはまっ…

契約書が2枚以上になったときの綴じ方

意外と契約書の製本について質問も多いので、説明したい。といっても、むずかしいことはなにもなく、単純に、ホチキス留めでかまわない。ただしホチキス止めの場合には、かならず全ページの見開き部分に契印をする。つまり差し替えられていないことを示すた…

契約書のハンコの押し方 まとめ

日本では、契約書に署名した上でハンコを押す。署名だけでも効力はあるが、事実上、押印は必須といえる。ハンコには、「実印」「認印」「三文判」などと数種類の呼び方がある。「実印」は、役所(市町村役場や区役所)に登録してあるハンコのこと。だから実…

ただの紙切れを契約書にする方法

契約書が契約書といえるために一般的な形式があるという話。すでに説明したように契約書は意思表示の合意で成立するから、契約書の形式的なことがらは、成立の問題というよりは、証明可能性の問題である。特に、日付と署名、押印が、とても重要になってくる…